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役員運転手の依頼は派遣・請負・ハイヤーどこにすべき?違いと費用相場紹介

 

近年、役員運転手を外部に依頼する企業が増えています。

自社雇用する以上に、スキルの身についたドライバーからハイレベルなサービスを受けられるためです。

 

役員運転手を外部に依頼する場合、派遣会社や請負会社に依頼する方法と、ハイヤー業者に依頼する3つの方法が考えられます。

 

どれも同じだろうと安易に依頼しては、想像と違う…と失敗する可能性も。

 

同じように見える3つの依頼方法は、それぞれ特徴があります。

 

求めているサービスを十分に受けられるよう、違いを把握しておきましょう。

 

ここでは「派遣」「請負」「ハイヤー」それぞれの違いと、運転手を依頼した場合の費用相場をご紹介します。

 

外部に運転手を依頼しようとお考えの方は、ぜひご一読ください。

 

1. 役員運転手を依頼する3つの方法

役員運転手を自社雇用する場合、採用に時間と費用がかかるだけでなく、よい人材かどうか見極めるのが難しいという難点があります。

そのため、質の高いサービスを受けられる外部の会社に役員運転手を依頼する企業が増えています。

 

役員運転手を外部に依頼する方法は以下の3つです。

 

<役員運転手を外部に依頼する方法>

①派遣会社に役員運転手を依頼する

②請負会社に役員運転手を依頼する

③ハイヤー会社に役員運転手を依頼する

 

それぞれの違いを正確にご存じでしょうか?

 

これらはサービスに大きな違いがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。

必要としているサービスをしっかり受けるためにも、これらの違いを把握しておきましょう。

 

2. 派遣会社に役員運転手を依頼

 

まずは派遣会社に役員運転手を依頼する場合です。

 

派遣会社に役員運転手を依頼した場合、派遣会社からは人材のみ派遣され、車は会社保有の役員車を利用します。

 

派遣会社に役員運転手を依頼すると、依頼主(派遣先)は派遣会社(派遣元事業主)と「労働者派遣契約」を結びます。依頼主(派遣先)は、派遣労働者(ドライバー)に対し指揮命令権をもち、直接指示が可能です。

 

画像:厚生労働省・都道府県労働局|労働者派遣・請負を適正に行うためのガイド(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000078287.pdf

 

派遣労働者は、派遣会社と雇用契約を結んでいるものの、実際働くのは依頼主(派遣先)となります。

 

派遣労働者の労働についての責任(労働基準法・労働安全衛生法など)は基本的に派遣会社にありますが、依頼主が責任を負う事項もあり、契約の際にはしっかりと確認しましょう。

 

2-1. 派遣会社のメリット

 

役員運転手を派遣会社に依頼する最大のメリットは、ドライバーに対し直接指示が出せることです。

 

役員運転手が担当するのは、企業の社長や役員など。

 

お忙しい方も多く、分刻みのスケジュールをこなしている方もいらっしゃるでしょう。

しかし常にスケジュール通りとは限りません。

 

行先の急な変更や、会議が長びいて次の予定の場所に間に合わないといったトラブルもあります。

そのような場合、派遣会社を通さず役員運転手へ直接指示を出すことで、スピーディーな対応が可能になります。

 

2-2. 派遣会社のデメリット

 

派遣のデメリットは、労働者派遣法により派遣期間が3年までと定められていることです。

「3年ルール」とも言われるこの縛りにより、派遣労働者は同じ事業所で3年以上働くことが禁止されています。

 

そのため気に入った派遣労働者がいた場合は、部署異動させる、または正社員として迎え入れるといった対策が必要です。

 

ただし中には3年ルールが適用されない場合もあります。

 

<3年ルールが適用されない場合>

・派遣労働者が60歳以上

・無期雇用派遣契約を結んでいる など

 

労働者派遣法は非常に細かく難しいため、依頼する場合には派遣会社に説明を求め、しっかり把握したうえで契約を結びましょう。

 

また派遣の場合、依頼主は労務管理を行う必要があります。

時間外労働や休日出勤などは事前に派遣会社と取り決めを行い、残業や休憩などしっかり管理しなければなりません。

 

2-3. 派遣の運転手費用相場

 

派遣会社に役員運転手を依頼した場合、ひと月あたり40~60万がかかります。

 

費用は派遣会社によって異なり、ドライバーや乗車する車両によって費用が変わる場合もあります。

 

派遣会社によって費用が異なるものの、基本的に勤務時間内であれば、提示された費用以外に追加されることはありません。

 

時間外労働が発生する場合は、事前に派遣会社に相談しましょう。

 

3. 請負会社に役員運転手を依頼

 

請負契約も派遣同様に、依頼主の役員車を活用するものの、契約内容は異なります。

 

派遣会社がドライバーの派遣を契約するのに対し、請負契約では役員車の運行管理業務に関する契約を行います。

画像:厚生労働省・都道府県労働局|労働者派遣・請負を適正に行うためのガイド(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000078287.pdf

請負業者と労働者(ドライバー)との間に雇用関係があるのは、派遣と変わりません。

 

大きく違うのは、注文主(依頼主)が労働者に対し、直接指揮命令権がないことです。

 

依頼主は事前に請負会社に対し大まかなスケジュールを伝えます。

それをもとに、請負会社からドライバーに対し指示が出されます。

 

3-1. 請負会社のメリット

 

請負会社が請け負うのは、運転業務だけではありません。

負担になりがちなドライバーの労務管理も請負会社が行うため、依頼主の負担は最小限にとどめられます。

 

派遣では契約期間の縛りがあるのに対し、請負契約はそれがありません。

そのため気に入った人材がいれば、期間の心配をすることなく長期間働いてもらうことが可能です。

 

直接雇用に比べ、派遣・請負契約はどちらもドライバーの質が保証されています。

 

その理由は会社によって内容は違うものの、派遣・請負会社では運転技術などの研修を行っているため。

派遣・請負会社がしっかり教育したドライバーだからこそ、安心して運転を任せられます。

 

これはどちらの契約方法でも言えるメリットです。

 

3-2. 請負会社のデメリット

 

請負契約の場合、ドライバーに指示を出すのは請負会社です。

迅速な対応が難しい場合もあり、請負会社と相談し柔軟に業務を進めていく必要があります。

 

また請負業者に依頼する場合、「偽装請負」に注意が必要です。

 

偽装請負と判断される理由はいくつかありますが、そのひとつが「指揮命令権」の問題で契約の際は十分注意が必要です。

 

3-3. 請負の運転手費用相場

 

請負会社に役員運転手を依頼した場合、基本的に費用は派遣と変わりありません。

派遣・請負ともに、ドライバーが行う仕事も大きな違いはなく、派遣と請負の両方を行っている会社もあります。

 

費用は変わらないため、それぞれのメリットを考慮し、最善の契約方法を見つけましょう。

どちらの契約方法にするか判断が難しい場合は、派遣・請負会社に相談すれば、的確なアドバイスをもらえます。

 

もう少し派遣と請負の違いについて詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。

→「役員運転手の派遣・請負契約は何が違う?メリット・デメリット紹介」

 

4.ハイヤー会社に役員運転手を依頼

 

最後はハイヤー会社に役員運転手を依頼した場合についてご紹介します。

 

ハイヤー会社へは、基本的に役員運転手と車両セットで依頼することになります。

 

ハイヤーはタクシーと混同されることもありますが、タクシーの場合、走っている車を顧客が停めて乗車できるのに対し、ハイヤーは予約が基本。

走行中の車を停めることはできません。

 

料金も、メーターが見えるところについており降車の際に支払うタクシーに対し、ハイヤーは後日請求書が届いてから支払う点が異なっています。

 

4-1. ハイヤー会社のメリット

 

ハイヤー会社は、基本車とセットで依頼できるため、役員車は必要ありません。

むしろ役員車がない企業にとって、非常に便利な依頼方法と言えます。

 

「それならタクシーと変わらない」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし並ばずに乗車できる点や、依頼した場所まで迎えに来てもらえる点、タクシー以上のサービスを受けられる点など、メリットは多くあります。

 

何よりも会社の役員が取引先にタクシーで乗り付けるよりも、ハイヤーで乗り付けたほうが先方に与えるイメージもよいはずです。

 

4-2. ハイヤー会社のデメリット

 

会社に役員車がすでにある場合は、使用しなければ無駄になってしまうため、ハイヤーはあまりおすすめしません。

 

またハイヤーの場合、ハイヤー会社を出た瞬間から戻って来るまでが費用として加算されます。

派遣・請負の場合、企業で仕事をした時間が勤務時間とされるのに対し、会社とは直接関係ない時間にも費用が発生する点は、デメリットです。

 

依頼する場合は、企業からできるだけ近い場所に営業所のあるハイヤー会社を選ぶようにすると、無駄な出費がありません。

 

4-3. ハイヤーの運転手費用相場

 

ハイヤーにかかる費用は、ひと月あたりおよそ65万円(税込)から。

車もセットのため、派遣や請負の費用よりも高額になります。

 

ただし車を所有する必要がないため、ガソリン代や車検代など車の維持費が一切かからなくなります。

 

現在役員車を保有していない企業だけでなく、役員車が古くなり新車を購入しようか迷っている企業の方は、一度検討してみるとよいでしょう。

 

5.よい派遣・請負会社の選び方

よい役員運転手を雇用するためにも、まずはよい派遣・請負会社を選ぶ必要があります。

 

どういった点に注目すればよい会社を見極められるでしょうか?

ここでは2つのポイントをご紹介します。

 

5-1. 研修に力を入れている

 

役員運転手に必要なスキルは運転だけでなく、ビジネスマナーや気配りの仕方など多岐にわたります。

それらのスキルを独学で身につけるのは困難です。

 

そのため役員運転手専門の派遣・請負会社では、ドライバーに対しさまざまな研修を行っています。

とくに研修に力を入れている会社では、運転技術・ルート設定の方法・挨拶・身だしなみなど、お客様にご迷惑がかからないよう徹底した教育を行います。

 

役員運転手にスキルがあるかどうかは、依頼する側も不安です。

研修を事細かに行っている派遣・請負会社のドライバーなら、安心して運転を任せられます。

 

5-2. スポット契約がある

 

月極契約だけでなく、スポット契約も扱っている会社なら、必要なときだけ依頼が可能です。

 

スポット契約とは、半日や1日といった短期間だけ依頼する契約方法。

出張のための駅や空港への送迎・休日の接待ゴルフ・自社の役員運転手が有給休暇を取得する際の代役など、スポット契約は依頼する側にとって、非常に便利な契約方法です。

 

またスポット契約は、月極契約をする前にお試しとして、その会社の役員運転手のスキルを試すよいチャンスです。

いくつかの会社のドライバーを見れば、しっかり教育されているか判断できます。

 

6.よいハイヤー会社の選び方

 

ハイヤー会社も派遣・請負会社と同様に、スポットでの依頼が可能です。

ホスピタリティー溢れるサービスをしてもらえることにも変わりはありません。

 

ではハイヤーは、どのように会社を選べばよいでしょうか?

 

6-1. 用途に合った会社を選ぶ

 

駅・空港への送迎やゴルフの送迎・観光など、ハイヤーを依頼する用途がある場合は、その分野に強いハイヤー会社がベストです。

まずはそれぞれのハイヤー会社がどのジャンルを得意としているかチェックしてみましょう。

 

大規模な駅や空港では搭乗場所が複数あり、それぞれに適した車の乗降場があります。

またゴルフ場にはマナーがあり、単に送迎すればよいわけではありません。

 

それぞれに詳しいドライバーであれば、ハイヤーのよさを最大限いかしたサービスが受けられます。

 

6-2. 費用を比較する

 

また費用を確認することも一つの方法です。

 

ハイヤーは、乗った場所から下りた場所まで費用が発生するわけではありません。

ハイヤーの営業所を出た瞬間から戻るまでが費用が発生する区間です。

 

そのため乗車する場所から営業所が遠いハイヤーでは、無駄な費用が発生してしまいます。

 

元々の費用も、各ハイヤー会社で異なります。

たとえば同程度の額でも、1時間しか依頼できない会社もあれば2時間可能な会社もあるほどです。

 

近隣のハイヤーサービスの費用相場をある程度把握し、比較しながら依頼しましょう。

 

7.役員運転手の派遣・請負会社なら「セントラルサービス」

弊社「セントラルサービス」は、役員運転手専門の派遣・請負会社です。

お客様のご要望に合わせ、派遣・請負から目的にあった契約方法をご提案しております。

 

ご紹介するのは、研修を受けたハイスキルなドライバー。

研修内容は、運転技術・地理研究・服装・髪型・お辞儀の角度など、役員運転手に求められる基本の動作から、気配りの仕方などの応用まで多岐にわたります。

 

どういった場所へ行っても恥ずかしくないスキルを身につけておりますので、安心してお任せください。

 

またスポット契約も可能です。

ぜひ一度、「セントラルサービス」のホスピタリティマインド溢れるサービスをお試しください。

 

「セントラルサービス株式会社」

TEL:03-6380-9151

営業時間:平日・土日祝 9:00~19:00

メールでのお問い合わせはこちらまで

 

8. まとめ

 

役員運転手を外部に依頼するには、派遣・請負・ハイヤー会社と3つの方法があります。

どの依頼方法にもメリット・デメリットがあり、希望に合った会社を選ぶ必要があります。

 

会社に役員車がある場合は、派遣もしくは請負会社がよいでしょう。

役員車がない場合は、車とセットで依頼できるハイヤーがおすすめです。

 

依頼する場合は、どういった人材が希望で、どういった契約をしたいのかをはっきりと伝えることが、よい会社と出会うためにも重要です。

 

会社によって、費用やドライバーの質も異なるため、各ホームページや見積もりを取ってみるなどして比較してみましょう。