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英語が得意なシニアが長く働ける仕事5選

英語が得意なシニアが長く働ける仕事5選

社会のグローバル化が進み、国内でも英語力が求められる仕事が増えています。

 

これまでさまざまな経験を積んできたシニア世代のなかには、英語を活かして新たな仕事に就く方もいらっしゃいます。

 

しかし人生100年時代、英語力を活かしながらできるだけ長く働くためには、どのような仕事に就けばよいのでしょうか?

 

この記事では、英語が得意なシニアが長く働ける仕事を5つご紹介します。

 

英語力に加え、これまでの仕事で身につけたスキルや経験を活かし、新たな職場で働きたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

 

1. グローバル化で増える「英語力がある人材」の需要

 

日本国内でも、英語ができる人材の需要が高まっています。

 

翻訳ツールの発達で、英語ができない人でも外国人と何とか会話ができるようになってきました。

 

「それなら英会話はできなくてもよいのでは?」

と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、そうともいえません。

 

AIも日々進歩しているとはいえ、けっして完璧ではありません。

そのうえ日本企業のグローバル化も進んでいることから、英語力の必要性はむしろ高まっています。

 

日本は非英語圏とはいえ、今後は人口減少も拍車がかかり、海外進出をする企業がますます増えていくでしょう。

そのような時代では、スムーズにコミュニケーションが取れる人材は重宝されます。

 

若い世代だけでなく、経験を積んだシニア世代の英語が得意な方も、仕事の幅はますます広がっていくでしょう。

 

2. 英語が得意なシニアが長く働ける仕事

 

グローバル化によって英語が必要な企業が増えていますが、実際に長く働ける仕事はどのようなものがあるでしょうか?

 

ここでは5つの仕事をご紹介します。

それぞれ必要な英語力とあわせてチェックしてみましょう。

 

2-1. 翻訳

 

翻訳の仕事は、何も海外の本や国内の本を英訳・日本語訳にするだけが仕事ではありません。

 

金融関連やゲーム会社・機器メーカーなど海外を相手にする企業の多くは、翻訳できる人材を求めています。

英語力の目安としては、TOEIC850点~900点以上が望ましく、翻訳経験者も優遇されます。

 

ただし、必ずしも英語力さえあればよいわけではありません。

それぞれの職種の専門知識が求められることもありますし、TOEIC関係なく企業のトライアルで認められれば採用されることもあります。

 

また、在宅で完結する仕事もあるため、都市部に住んでいない方でもインターネット環境が整備されていれば、働くことも可能です。

体力的な負担が少ないため、シニア世代でも長く働きやすいでしょう。

 

2-2. オンライン英会話講師

 

英会話の需要の高まりで、オンライン英会話を習う方が増えています。

 

「英語を教わるなら、ネイティブの外国人の方が人気があるのでは?」

と考えるかもしれませんが、英会話初心者の方は、日本語でも質問できる日本人講師の方が安心できる方もいらっしゃいます。

 

在宅でもできる仕事でライフスタイルに合わせた働き方ができるため、シニア世代でも働きやすい職種です。

 

オンライン英会話の講師になるためには個人で教室を開く方法もありますが、オンライン英会話学校に所属し、生徒さんを紹介してもらう方法もあります。

この場合は、学校独自のテキストがあり、何をすればよいか分からないといった心配もありません。

 

2-3. ホテルスタッフ

 

ホテルスタッフも英語力を活かせる仕事です。

 

とくにシティホテルやビジネスホテルなど海外からのお客様の多いホテルでは、英会話ができることが必須条件となっているケースもあるでしょう。

 

お客様の中には、ホテルスタッフは英語が誰でもできるとお考えの方もいらっしゃいます。

そのようなお客様と問題なくコミュニケーションが取れるだけの英語力が必要です。

 

また観光地の場合は、周辺の観光案内や交通案内もできなければなりません。

お客様と接することの多いフロント業務に就く場合は、TOEIC700点以上が目安です。

 

2-4. 旅行会社スタッフ

 

旅行会社のスタッフも英語が得意なシニアが長く働ける仕事といえるでしょう。

 

海外を案内する添乗員や外国からのお客様を国内でご案内する場合、高い英語力が必要となります。

とくに海外では、飛行機の遅延や落とし物など不測の事態も起こりがちです。

そのようなとき、添乗員は現地スタッフや空港スタッフと英語でやり取りをしなければなりません。

 

少なくともTOEIC600点~700点、さらに英語でのコミュニケーションに支障がない程度に会話ができる力が求められます。

 

2-5. 役員運転手

 

シニア世代でも活躍できる仕事のひとつとして「役員運転手」があります。

かつてはほかの仕事をしていたシニア世代や、定年を過ぎても企業の役員運転手として働いている方も多くいらっしゃいます。

 

中でも英語が得意なシニアであれば仕事の幅も広がり、外資系企業や海外との取引も多い商社・官公庁などの需要が期待でききるでしょう。

 

どの程度の英語力が求められるかはその企業によって異なります。

海外のお客様を送迎する程度であればそこまで高い語学力は求められませんが、役員の通訳として同行するような場合は、企業で扱う商品やサービスについて細かく説明できるほどの高い語学力が求められます。

 

3. 英語が得意なシニアが英語を活かして仕事をするメリット

 

英語が得意なシニアが英語力を活かして仕事をすることで、長く働ける以外にもさまざまなメリットがあります。

3つのメリットを確認しておきましょう。

 

3-1. できる仕事の幅が広がる

 

英語を活用することで、仕事の幅が広がります。

 

ホテルスタッフや役員運転手のように、場合によっては英語力が求められない職種もあります。

しかし英語ができることで、社内でも責任ある仕事を任せていただけたり、転職で有利に働いたりするでしょう。

 

多くの企業では、必ずしもTOEICが必須ではありません。

転職の際には、英語のスキルをほかの方法でアピールできれば、採用される確率もあがるでしょう。

 

3-2. 給与アップが期待できる

 

日本国内で働く場合でも、ビジネス英語以上の英会話力がある人と日常会話も話せない人とでは、年収に大きな開きがあるといわれます。

 

とくにシニア世代は、社内でも重要なポジションに就くことも多く、実践的な英語力が求められやすい傾向があります。

しかし需要が多い割に、英語力のあるシニアは、若年層と比べそれほど多くありません。

そのためシニア世代は、英語力があるだけで希少性があり、給与アップも期待できるのです。

 

3-3. 働きながら英語力をあげられる

 

日常的に英語を話すことで、さらに英語力のアップが期待できます。

 

言語は長期間使わないと、すらすらと言葉が出なくなったり、話せなくなったりすることがあります。

英語を使う仕事をすればそのようなこともなく、とくに仕事に関する専門用語や知識はアップデートされ英語力が上がるでしょう。

 

また、英語と日本語の2言語を使い分けることで、脳トレの効果も期待できます。

 

4. まとめ

 

グローバル化にともない、国内でも英語力が求められる仕事が増えています。

 

シニア層でも得意の英語を活かして長く働ける仕事が数多くあります。

これまでのご自身の経験を踏まえ、ぜひ働きやすい職場選びをしてください。

 

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