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役員運転手の派遣・請負会社【東京編】よい会社の選び方とおすすめ企業9選

 

 

東京には30社を超える役員運転手の派遣・請負会社があります。

 

「それぞれの企業サイトに掲載されている口コミや感想は、誉め言葉ばかりで参考にならない」

「よい会社を見つけるためにいろいろ調べても、結局同じようなことが書かれていてよく分からない」

 

そのように感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこで今回は、役員運転手の派遣・請負会社の見極め方と、おすすめの都内の会社を厳選して9社ご紹介します。

 

役員運転手の仕事は、会社の重要なポジションの方々を補佐し守ること。

非常に責任の重い仕事です。

そのような仕事を安心して任せられる人材を発見できるよう、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

 

1. 東京でよい役員運転手の派遣・請負会社を見つけるポイント

優秀な人材を見つけ、長く付き合っていくためには、よい派遣・請負会社を見つけなければなりません。

 

東京都内には、大小さまざま30社以上の役員運転手の派遣・請負会社があります。

これだけの中から、よい会社を選ぶのは非常に困難です。

 

よい派遣・請負会社だと判断するためのポイントは4つあります。

まずはそのポイントを押さえておきましょう。

 

<よい派遣請負会社を見つけるためのポイント>

・都内の対応エリアや登録スタッフ数

・営業担当の対応

・教育体制

・法令を遵守しているか

 

これらを確認することで、派遣・請負会社の質やお客様の希望にこたえられるかが分かります。

 

1-1. 都内の対応エリアや登録スタッフ数

 

まずは派遣請負会社の対応エリアに、ご自身の会社の所在地が含まれているか確認しましょう。

 

東京都内にある派遣・請負会社といっても、対応エリアはさまざまです。

神奈川・千葉の方まで対応している会社もあれば、都内のみの会社もあります。

 

次に登録スタッフ(ドライバー)数も確認しましょう。

登録ドライバーが多ければその分、希望のドライバーを紹介してもらえる可能性も高くなります。

 

対応エリアや登録スタッフ数は、それぞれの会社のサイトの「会社案内」や「コラム」に掲載されている場合があります。

 

またホームページを見た際には、ホームページが頻繁に更新されているかも見てみましょう。

 

最後の更新が、何年も前の夏季休業や冬季休業のお知らせやコラムだった場合は、注意が必要です。

 

ホームページは会社にとって名刺代わりです。

それを更新していないということは、役職が変わる前の古い名刺を使っているようなもの。

頻繁に更新している会社の方が、信頼度が高いと判断できます。

 

1-2. 教育体制

 

登録スタッフの数は、一つの判断材料となります。

しかしどんなに人数が多くても、教育体制が整っていなければよい人材は育ちません。

 

単独で仕事をする役員運転手は、誰かに指導してもらえる機会がないため、教育が不可欠です。

 

しかも役員運転手に必要とされるスキルは、運転技術だけでなく、ビジネスマナーや守秘義務の徹底など多岐にわたります。

教育を受けなければ、自己流のサービスになってしまうでしょう。

 

東京のような派遣・請負会社の激戦区では、他社との差別化を図るために教育体制を強化している会社が数多くあります。

 

そのような会社では、経験豊富な指導員から運転やマナーなどに関するスキルを徹底的に指導されます。

教育体制がしっかりしている会社ほど、優秀な人材を紹介してもらえる可能性も高いでしょう。

 

たとえ登録スタッフ数が多かったとしても、教育ができていない会社では、優秀な人材に出会うのは困難です。

逆に登録スタッフ数が少なくても、教育体制が整った会社なら、よい人材に出会える確率も上がります。

 

スタッフ数が少なかったからとすぐにあきらめずに、教育体制も合わせて調べてみましょう。

 

1-3. 営業担当の対応

 

どのような会社でも、問い合わせした際のレスポンスの速さは非常に重要です。

何日も待たされてしまっては、今後の付き合いも不安を抱くのではないでしょうか?

 

とくに東京の派遣・請負会社は、取引する顧客数も多くなります。

多忙な中でも、新規顧客を大切にする姿勢は、レスポンスの速さで判断できます。

 

その際の対応の仕方にも注目しましょう。

丁寧な物腰で、親身になってくれるような営業担当なら、安心して付き合っていけます。

 

また、営業担当にまでしっかり教育が行き届いているということは、ドライバーにも教育が行き届いていることが期待できます。

 

そのような意味でも、信頼できる営業担当者を見つけたいものです。

 

1-4. 法令を遵守しているか

 

派遣・請負会社とひとくくりにしていますが、「派遣」と「請負」では、契約や指示系統が異なります。

 

これらは法令で定められているものもあり、違反をすれば会社にとってもマイナスとなるため、注意が必要です。

 

まずはそれぞれの違いを把握し、法令に沿って業務を行っている派遣・請負会社と付き合うようにしましょう。

 

<派遣契約と請負契約の違い>

派遣契約 請負契約
契約内容 労働者派遣契約 請負契約
指示系統 依頼主からドライバーへ指示 請負会社からドライバーへ指示
3年ルール あり なし

 

この中でもとくに、派遣契約でも「3年ルール」と請負契約の「指示系統」には注意が必要です。

 

派遣・請負契約の違いについて詳しくはこちら

→「役員運転手の派遣・請負契約は何が違う?メリット・デメリット紹介

 

1-4-1. 派遣の「3年ルール」

 

派遣の場合、3年以上は同じ企業の同じ部署で働けないといったいわゆる「3年ルール」があります。

派遣契約をしているにもかかわらず、このルールを無視すると労働者派遣法に対する違反行為とみなされることがあります。

 

(※3年ルールの対象外となる場合もあるため要確認)

 

1-4-2. 請負の「偽装請負」

 

請負契約の場合3年ルールがない一方で、指示系統が派遣とは異なります。

請負契約では、ドライバーに対し仕事の指示を出すのは請負会社です。

 

依頼主は役員のスケジュールをあらかじめ請負会社へ届けを出し、それに沿ってドライバーが仕事を進めていきます。

 

請負会社からスケジュール提出の依頼がなく直接指示を出すよう言われた場合、それは「偽装請負」の可能性があります。

労働者派遣法違反となるため、注意が必要です。

 

これらの内容について疑問があれば、積極的に派遣・請負会社に質問してみましょう。

 

2. 【東京編】役員運転手のおすすめ派遣・請負会社9選

 

ここからは東京を代表する役員運転手の派遣・請負会社を9社ご紹介します。

それぞれの特徴や対応エリアなどもぜひ参考にしてみてください。

 

気になる数社が見つかった場合は、見積もりをもらうなどして実際に比較してみましょう。

※料金や登録スタッフ数は執筆時のものとなります。

正確な数字は、直接お問い合わせください。

 

2-1. セントラルサービス

 

最初にご紹介するのは、東京都内3か所に営業所をもつ「セントラルサービス」です。

 

「セントラルサービス」最大のポイントは、充実した研修内容。

運転技術・ビジネスマナー・守秘義務の徹底など、役員運転手に必要とされているスキルをまんべんなく研修に盛り込み、優秀な人材を紹介します。

 

対応エリア 東京都:千代田区/中央区/港区/新宿区/文京区/足立区/渋谷区/杉並区/世田谷区/目黒区/品川区/大田区

神奈川県横浜市一部・埼玉県一部(要相談)

登録スタッフ数 500名以上
契約方法 ・月極契約

・スポット契約

費用 月極契約44万円(税込)~/月
ホームページ https://www.central-service.co.jp/

 

2-2. ボランチ

 

次にご紹介するのは、品川に事務所をおく「ボランチ」です。

 

車に関する業務以外の業務は行わない派遣・請負会社が多い中、「ボランチ」では、クリーニングや買い物、ペットの散歩なども対応。

力仕事なども常識の範囲内で依頼が可能です。

 

柔軟に仕事をしてほしいとお考えの方におすすめです。

 

対応エリア 一都三県(東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県)※送り先は全国どこでも対応
登録スタッフ数 要問合せ
契約方法 ・定期契約プラン

・スポットプラン

費用 定期契約プラン55万円(税込)~/月
ホームページ http://www.volante-vip.jp/

 

2-3. トータル ドライバー サービス

 

費用をできるだけ抑えたいとお考えの企業におすすめなのは「トータル ドライバー サービス」です。

 

ご紹介する中では最も割安な価格で定期契約できます。

スポット契約では、最短2時間から依頼も可能。

ただし基本料金にドライバーの通勤交通費などが加算されるため、注意が必要です。

 

対応エリア 要問合せ
登録スタッフ数 要問合せ
契約方法 ・定期契約

・スポット契約

費用 39.6万円(税込)~/月
ホームページ https://www.tds.co.jp/index.html

 

2-4. セーフティ

 

次は北海道から九州まで、全国に支店や営業所をおく「セーフティ」をご紹介します。

 

「セーフティ」は、役員車だけでなく送迎バスや福祉車両など幅広い車両運行管理業務を行っており、多種多様なドライバーが所属していることが特徴です。

 

契約は定期契約のみで、契約期間は原則1年(1年ごとに契約内容見直し可)となっています。

長期で依頼したいとお考えの企業向きです。

 

対応エリア 要問合せ
登録スタッフ数 要問合せ
契約方法 ・定期契約
費用 要問合せ
ホームページ https://www.safety-ssm.co.jp/

 

2-5. メニフィー

 

次は「メニフィー」をご紹介します。「メニフィー」では、ドライバーに対し手厚い研修を行うだけでなく、資格取得やキャリアアップに対して積極的なバックアップをしています。スキルや向上心のあるドライバーなら、安心して運転を任せられるでしょう。

 

 

対応エリア 東京都:港区/中央区/千代田区/新宿区/文京区/足立区/渋谷区/杉並区/世田谷区/目黒区/品川区/大田区

神奈川県横浜市の一部 埼玉県の一部

登録スタッフ数 要問合せ
契約方法 ・月極契約

・スポット契約

費用 要問合せ
ホームページ http://www.menify.co.jp/

 

2-6. トーコー

 

大阪・東京で事業展開している「トーコー」は、30年以上の歴史をもつ会社です。

 

リアルタイムでスケジュール共有とチェックが可能な専用システムを構築しており、「偽装請負」の心配がありません。

 

またドライバーだけでなく、チームとしてお客様を補佐。

交通事情などを適宜共有することで、スムーズな運行を目指します。

 

対応エリア 要問合せ
登録スタッフ数 約500名
契約方法 長期契約のみ
費用 要問合せ
ホームページ https://www.toko-corp.co.jp/

 

2-7. 大新東

 

売上高が業界№1を誇る「大新東」。

北海道から沖縄まで全国にある拠点のドライバーの合計は、4,000人弱と、運転サービス士(ドライバー)の数も業界トップを誇ります。

 

日本で初めて自家用自動車管理業務(車両運行管理業務)を事業化した企業で、長い実績があり安心して運行を任せられるでしょう。

 

対応エリア 全国
登録スタッフ数 3,874人
契約方法 要問合せ
費用 要問合せ
ホームページ https://daishinto.co.jp/

 

2-8. トランスアクト

 

「トランスアクト」は、役員運転手と社長秘書の派遣を行っている会社です。

名古屋・大阪にもオフィスを構え、登録スタッフ数も2,800名以上と、規模の大きい会社です。

 

代表がかつて議員秘書をしていたことから、マナーや振る舞いに関しては徹底した教育を行っています。

 

対応エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉 ほか
登録スタッフ数 2,834名
契約方法 ・定期契約

・スポット契約

費用 定期契約55万円(税込)~/月
ホームページ https://transact.co.jp/

 

2-9. イーグルパートナー

 

役員運転手は経験のある人材が優遇されやすい職種で、ドライバーの年齢層も高めです。

 

そんな中、最後にご紹介する「イーグルパートナー」は高齢ドライバーの派遣は一切しない会社です。

さらにドライバーの前職は、警察官・武道などの一流選手など。

セキュリティドライバーを希望することもできます。

 

「役員の安全確保にも重点を置きたい」という企業におすすめの会社です。

 

対応エリア 要問合せ
登録スタッフ数 要問合せ
契約方法 ・定額プラン

・スポットプラン

費用 55万円(180時間まで)/月
ホームページ http://www.eagle-partner.com/index.html

 

3. まとめ

30社以上もの役員運転手の派遣・請負会社が存在する東京都。

会社の規模や対応エリアはさまざまで、なかなか選べないと悩んでいらっしゃる方も多いでしょう。

 

今回ご紹介した、役員運転手の派遣・請負会社の選び方や、東京都内でおすすめの役員運転手の派遣・請負会社を参考に、企業に合った会社を選びましょう。

 

セントラルサービス」では、スポット契約と月極契約をご用意し、お客様のご都合に合ったドライバーのご紹介をしております。

また外国語対応ができるドライバーなど、ご要望があればお気軽にお申し付けください。

 

「セントラルサービス株式会社」

TEL:03-6380-9151

営業時間:平日・土日祝 9:00~19:00

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