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役員の送迎車におすすめの車種5選!送迎車を使うメリットもご紹介

 

役員の送迎車におすすめの車種5選!送迎車を使うメリットもご紹介

「役員用の送迎車って本当に必要なの?」

「送迎車におすすめの車種が知りたい」

役員の送迎車を導入することは、企業のイメージを維持する以外にも多くのメリットが存在します。

 

この記事では、役員の送迎車を導入・購入するメリット・デメリットやおすすめの車種、送迎車を選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。

役員用の送迎車に興味がある方や、将来的に役員運転手を目指したいという方はぜひ参考にしてみてください。

 

1. 役員の送迎車とは?

 

役員の送迎車とは、企業の経営陣や役員が専用で利用する車両のことです。

一般の社員が使用する社用車とは別で、より上質で格式の高い車種が選ばれることが多い傾向にあります。

 

役員の送迎車は、単なる移動手段ではなく企業の品格や存在感を体現する重要な役割を担っています。

取引先との商談や重要な会合へ参加する際には、企業のイメージを左右する要素の1つとなるため、慎重な選定が求められるでしょう。

 

また、多くの企業では役員車とセットで専属の運転手を配置することが一般的であり、多くの専属運転手が活躍しています。

 

2. 役員の送迎車を導入・購入するメリット6選

 

役員の送迎車を導入することで得られる主なメリットを6つご紹介します。

 

  • 移動時間を有効に活用できる
  • 安全性が確保できる
  • 節税対策になる
  • 企業のイメージアップにつながる
  • 事故を起こした際のリスク軽減
  • 売却できる可能性がある

 

それぞれ見ていきましょう。

 

2-1. 移動時間を有効に活用できる

 

専用の送迎車を導入することで、公共交通機関の利用やタクシーの手配が不要になり、移動時間の短縮が可能です。

 

役員は日々多忙なスケジュールをこなしているため、移動時間を有効に使う必要があります。

自分で運転する場合、運転中は常にハンドルを握っているため、ほかの作業はできません。

長い時間を運転に消費することは、役員にとって機会の損失といえるでしょう。

 

専属の運転手がいれば、会議資料の確認やリモート会議の実施、スケジュール確認など、移動時間をそのまま業務時間として活用できるようになります。

処理しておきたいタスクが多い役員にとって、移動中も継続して業務を行える車中での環境は「移動中のオフィス」のような存在となり、経営全体の効率性向上にも直結するでしょう。

 

2-2. 安全性が確保できる

 

専属の運転手を配置することで、役員の安全性を大幅に向上させられるでしょう。

役員には運転が不得意な方や、地域の道路事情に詳しくない方もいるため、専門のドライバーに任せることで事故のリスクを低減できます。

 

とくに、疲労が蓄積している状態での運転は、居眠りや事故のリスクが高まります。

運転のプロに任せることで、役員は移動中に必要な休息を確保できるため、その後のパフォーマンス向上にもつながるでしょう。

 

また、役員が社用車を運転していて事故を起こすと、小さな事故でもニュースで取り上げられ、企業イメージを下げてしまう可能性もあります。

運転に慣れた専任の運転手に任せることで、安全性も確保できます。

 

2-3. 節税対策になる

 

役員車を導入することは、会社の節税対策にもつながります。

 

事業用資産である役員車は、購入費用を6年間の減価償却期間で分割して経費計上できるため、法人税の負担軽減につながるでしょう。

また、車検費用・燃料代・税金・メンテナンス代といった運用コストも全額経費として計上できます。

 

ただし、過度な経費計上は税務調査のリスクを高めるため、事業の実態にあった適正な経理処理を心がけることが重要です。

 

2-4. 企業のイメージアップにつながる

 

役員車の存在は、企業のブランド価値向上と取引先からの信用獲得に直結します。

 

企業の顔である役員が使用する車両は、組織の格式と経営力を象徴する要素です。

格式高い送迎車での訪問は、相手企業に対して「財務基盤が安定している信頼できる会社」という印象を与え、商談や契約交渉において優位性をもたらすでしょう。

 

また、運転手付きの専用車という特別感は、役員としての権威性を自然に演出してくれるため、相手からの敬意と関心を引き出す効果もあります。

ただし、過度に豪華な車両選択は逆効果となるリスクもあるため、業界水準や取引先企業とのバランスを慎重に見極めた選定が大切です。

 

2-5. 事故を起こした際のリスク軽減

 

専属運転手を雇うことで、役員と企業の法的なリスクを大幅に軽減できます。

 

役員が自ら運転中に交通事故を起こした場合、刑事処分や行政処分の対象となり、免許停止・取消などの制裁を受ける可能性があります。

さらに、企業役員の事故は報道される確率も高く、会社全体の社会的信用失墜につながることもあるでしょう。

 

一方、専属運転手が事故を起こした場合、道路交通法上の責任は運転手に帰属するため、役員は法的処分を免れます。

重要な経営判断を担う役員が法的な手続きに時間を取られることなく、本来の業務に専念できる環境が保たれるのです。

 

2-6. 売却できる可能性がある

 

高級な送迎車には優れた資産価値があり、将来的な資金調達手段としても活用できます。

 

高級ブランドの車両は市場での需要が安定しており、一般車両と比較して価値が下落しにくいという特徴があります。

そのため、経営環境の変化や資金需要が発生した際には、迅速に現金化できる流動資産としての価値を発揮するでしょう。

 

とくに、メルセデスベンツやBMW、レクサスなどの国際的に認知されたブランドは、中古車市場でも安定した価格を維持する傾向にあります。

役員車を選定する場合は、ブランド力・希少性・メンテナンス履歴などの要素を総合的に評価することで、長期的な資産価値が期待できる車を選択するとよいでしょう。

 

3. 役員の送迎車を導入・購入するデメリット

 

役員車の導入には多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。

 

  • コストがかかる
  • 運転手の質を確保する必要がある
  • 管理の手間がかかる

 

役員の送迎車を導入する前には、デメリットを十分に理解したうえで対策を検討するようにしましょう。

 

3-1. コストがかかる

 

役員車の導入には、初期投資から運用まで継続的なコストが発生するため、事前に費用対効果を検証する必要があります。

 

車両を購入する費用は一般車の数倍に及ぶこともあり、とくに中小企業にとっては設備予算に大きな影響を与えるでしょう。

運用面では、高級ブランド車特有の高価な純正部品や専門技術を要する整備により、年間維持費が想定以上に膨らむことが予想されます。

 

さらに、役員車の運転手には高度な運転技術と接遇スキルが求められるため、社内育成の場合は教育コスト、外部委託では委託料が継続的に発生するでしょう。

こうした理由から、導入前には投資回収期間や競合他社との比較を含めた総合的な判断が不可欠です。

 

3-2. 運転手の質を確保する必要がある

 

役員運転手の質は企業ブランドを左右する要素であり、高度な人材育成体制が不可欠です。

 

役員運転手は単なる移動手段の提供者ではなく、企業の顔として機能するため、卓越した運転技術と洗練されたビジネスマナーの両方を兼ね備えた人材が求められます。

採用段階では運転歴・事故履歴・人物評価を多角的に審査し、入社後は継続的な研修プログラムで接遇スキルと機密保持意識を向上させる必要があります。

 

質の低い運転手による不適切な対応は、取引先への悪印象や機密情報漏洩リスクを招き、企業価値を著しく損なう可能性があるでしょう。

そのため、人材確保から育成、評価まで一貫した品質管理の仕組みを構築することが重要です。

 

3-3. 管理の手間がかかる

 

役員車を運用するには、車両・人材の両面で継続的な管理業務が発生するため、専門部署の設置や外部委託の検討が必要です。

 

車両管理では、企業イメージを損なわないよう外観の維持や定期点検、突発的な故障対応などの品質管理が求められます。

人材管理においては、運転手の勤怠管理・スキル研修・健康管理・機密保持教育など、通常の管理以上に細かな対応が必要です。

 

管理業務によって、本業に集中すべき人的リソースが削られることもあるため、導入する前に管理体制の構築計画を明確に立てることが重要です。

 

4. 役員の送迎車におすすめの車種5選

 

役員車として人気が高く、企業の品格を表現できる車種を5つご紹介します。

 

  • ヴェルファイア
  • アルファード
  • レクサスLM・LS
  • メルセデスベンツ Sクラス・マイバッハ
  • BMW 7シリーズ

 

それぞれ異なる特徴を持っているため、企業の規模や用途に応じて最適な車種を選択しましょう。

 

4-1. ヴェルファイア

 

トヨタのヴェルファイアは、日本初のミニバンPHEVを投入した車種です。

 

「世界基準の大空間高級サルーン」をコンセプトに、力強さと先進性を追求した独自のキャラクターを持っています。

アルファードが上品・洗練をテーマとするのに対し、ヴェルファイアはアグレッシブで個性的なデザインが特徴です。

 

車内は高級感漂う広々とした空間のため、移動中のリモート会議やPC業務もストレスなく実施できるでしょう。

走行性能も高く、不要な振動の低減や心地よい静けさを追求している点も魅力の1つです。

 

4-2. アルファード

 

アルファードは多くの社長や役員に人気の車種です。

なかでも、エグゼクティブラウンジは「走るファーストクラス」として究極の移動体験を提供する最上級ミニバンとされています。

 

旅客機のファーストクラスにもたとえられる豪華な室内は、プレミアムナッパ本革を使用したシートが特徴的です。

また、電動リクライニングや電動パワーオットマンが備わっており、車内とは思えない座り心地を実現しています。

 

木目調で重厚感ある内装デザインは、黒を基調としながらも温かみのある自然な空間を演出しています。

Toyota Safety Senseによる安全性能と、ハイブリッドシステムによる優れた燃費性能を両立しており、環境への配慮も怠りません。

 

4-3. レクサスLM・LS

 

レクサスLMは、アルファード・ヴェルファイアをベースとしたレクサス初のミニバンです。

 

「Luxury Mover」の名の通り、48インチの大画面モニターを備えた後席重視のプライベート空間演出や、レクサスならではの上質な走りを追求しています。

モニターの下には冷蔵庫や収納も用意されており、移動時間に食事をとる際にも不便なく快適に過ごせるでしょう。

 

一方、レクサスLSは「ラグジュアリーセダン」の頭文字から名付けられた最高級セダンとして長年愛され続けています。

極上の乗り心地と重厚感あふれる本革内装、高度な運転支援技術の搭載により、優雅と快適を両立した車です。

 

4-4. メルセデスベンツ Sクラス・マイバッハ

 

メルセデスベンツのSクラス・マイバッハは、同社のラグジュアリーモデルの頂点にある車種といえます。

新車の購入価格は3,060万円からと、高級な輸入車のなかでも突き抜けた存在感を示しています。

 

シートには高級家具のようなエグゼクティブシートを採用しており、移動中のストレスを大幅に軽減できるでしょう。

また、内装や外装のカラーも豊富で、その人の好みを細かく反映することも可能です。

 

さらに、前の車両との車間距離を自動で保ちながら走行してくれる安全運転支援システムも搭載されているため、役員運転手も安心して運転できるでしょう。

 

4-5. BMW 7シリーズ

 

BMW 7シリーズは卓越したテクノロジーと職人技が融合したドイツ最高峰のラグジュアリーセダンです。

スワロフスキー製のクリスタルを使用したヘッドライトは芸術的な美しさを演出しており、最大31.3インチの大型シアタースクリーンによって移動中の時間も満喫できるでしょう。

 

また、パノラマガラスルーフから差し込む自然光と人間工学に基づいた後部座席の設計により、まるで高級ホテルのスイートルームのような贅沢な空間を創出しています。

最新のドライバーアシスト機能も兼ね備えており、移動中も安心して業務に取り組むことが可能です。

 

5. 役員の送迎車を選ぶ際のポイント

 

役員車を選択する際は、以下のポイントを考慮することで最適な車種を選定できます。

 

  • 車種で選ぶ
  • メーカーで選ぶ
  • グレードで選ぶ

 

順に見ていきましょう。

 

5-1. 車種で選ぶ

 

車種は主にセダン、ワゴン、クーペ、ワンボックスなどに分けられています。

なかでも役員の送迎車として人気なのはセダンタイプです。

 

セダンは低重心設計による優れた走行安定性と高い静粛性を誇り、格式と品格を重視するビジネスシーンに適したボディスタイルです。

国産車では、皇室御用達のトヨタ・センチュリーを筆頭に、レクサスLS、クラウンなどの伝統ある高級セダンが定番となっています。

輸入車では、世界最高峰のメルセデスベンツSクラスやBMW 7シリーズなどが人気です。

 

役員の送迎車には、単なる移動手段を超えた企業の威信と信頼性の象徴としての役割が求められるため、歴史と実績のある上級セダンモデルが人気を博しています。

 

5-2. メーカーで選ぶ

 

メーカー選びは、役員の送迎車を選ぶ際の重要なポイントの1つです。

 

国産車では、トヨタやホンダなどの大手メーカーが安定した信頼性と充実したアフターサービスで支持を集めています。

一方、メルセデスベンツやBMWなどの欧州プレミアムブランドは、国際的な権威性と卓越した技術力で高い評価を得ています。

 

注意点として、自社が自動車関連事業に関わる場合、選択するメーカーによっては取引先との関係に悪影響を与える可能性があるため事前の配慮が不可欠です。

 

企業文化とブランドイメージの整合性を保つメーカーの車を選択するようにしましょう。

 

5-3. グレードで選ぶ

 

役員車をグレードで選ぶ場合は、組織内外の序列とバランスを考慮した判断が不可欠です。

 

企業内では役職階層に応じたグレード設定が原則であり、最高経営責任者を頂点とした明確なヒエラルキーを車両で表現することが多いでしょう。

新しく役員車を導入する際は、既存の社長車より下位のグレードを選択することが無難です。

 

また、取引先の役員車とのグレードバランスも重要で、相手を大幅に上回る高級車の選択は関係悪化のリスクをともないます。

 

装備面では外観の豪華さだけでなく、安全装備や快適機能の充実度も重要です。

将来の資産価値を考慮した場合、高グレード車のほうが価値を維持しやすいため、長期的な投資効果も含めた総合的なグレードの選定が求められます。

 

6. まとめ

 

ここまで、役員の送迎車を導入・購入するメリットやデメリット、おすすめの車種5選について解説しました。

 

役員の送迎車は、単なる移動手段にとどまらず、移動時間の有効活用・安全性の確保・企業イメージの向上など、多くのメリットを提供します。

一方で、コストの増加や運転手の質の確保、管理の手間といったデメリットも存在するため、導入前には十分な検討が必要です。

 

車種の選択においては、ヴェルファイア・アルファード・レクサスLM・LSなど、同じ高級車でもそれぞれ異なる特徴を持っています。

企業の規模・用途・予算を総合的に考慮したうえで、自社にとって最適な役員車を導入しましょう。