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役員運転手(お抱え運転手)夏季の「注意点と対策」その2

 

先日行ったアンケートの項目で、「役員運転手(専属運転手)を直接雇うとしたら、重要視する点は何か」という質問に、多くの方のご意見を頂戴致しました。

 

高い運転技術や守秘義務について挙げる方が多くいらっしゃる中で、「清潔感」「身だしなみ」を重視する方もまた少なくありませんでした。

 

梅雨の間から夏場にかけて、特に汗や匂いが気になる季節です。

車内や自身の周りを清潔に保つことは、お客様に快適にお過ごしいただくために不可欠なポイントと言えます。

 

 

例えば、洗車した際の拭き上げ用タオルの後始末は注意点の一つです。

砂埃や雨が降ったあとにつく汚れを落とすためにタオルは濡れますが、そのまま放置すると雑菌が繁殖する原因となります。

 

車に極力傷をつけないために水で流して拭き上げますので、乾いたタオルを多めに用意し、濡らしたタオルはきれいに洗って良く絞り取り急ぎビニール袋などに入れ、後程、必ず当日の内にしっかりと洗剤で殺菌し綺麗にした後に乾かしましょう。

トランクに干したままにする場合は清潔感のない外観になり、また雑菌繁殖するため匂いの原因にもなりお勧め致しません。特に夏場は雑菌の繁殖が早く注意が必要です。

 

また、ドライバーは体臭にも注意しなければなりません。洗車のためにやむなく炎天下に出ていると日焼けをし、汗だくになりますので、日焼け対策をして、着替えや汗を拭きとるタオル消臭剤もしっかり準備しておきましょう。

役員運転手(お抱え運転手)夏季の「注意点と対策」

 

 

嗜好品や食事についても匂いの原因になる場合があります。

アルコールやたばこ、ニンニクなどの匂いの元になるものの摂取については注意が必要です。

こちらの記事に対策がありますのでご参考ください。

役員運転手(お抱え運転手)はいつい?難しい仕事?

 

 

 

また、運転業務の合間では休憩のタイミングを取るのが難しく、中にはトイレが近くなることを恐れ、水分を積極的に摂らないというドライバーもいます。

 

東京都心はトイレが多くないため、水分の摂りすぎは避けなければなりませんが、

車の中はエアコンが効き、思った以上に乾燥しています。発汗のために血中の水分や塩分が不足することにより、熱中症になる可能性もあります。

半日で500ml摂取するのが理想と言われていますので、汗をかいた量と時間を意識して、過剰に摂らないよう、こまめで定期的な水分補給を心掛けましょう。

 

また、トイレの場所のチェックも重要です。運行スケジュールを確認し計画を立てておくとお客様の足止めすることなく運行が可能です。

ゆとりをもってリスクのない運行を心がけましょう。

 

待機中には、飲食店の排気口や、道路の端の下水溝からの匂いにも注意です。

車内の外気循環設定だと匂いが入ってきます。また、待機場所も移動が好ましい場合もありますので、適宜調整しましょう。

 

今年は「新しい生活様式」によるマスクの日常的な着用により、熱中症のリスクが高まっています。

体感温度が上昇して息苦しく、汗をかきやすくなっていることも考えられます。

 

また、鼻が覆われているために匂いに対する反応が鈍くなっているかもしれません。

お客様に不快に思われることのないよう業務中もしっかりと対策を講じ、夏の体調管理に気を配る必要がありそうです。

 

 

 

 

セントラルサービスでは、今後もドライバーの皆様のお役に立てるテーマを掲載して参ります。

ご希望のテーマや記事などございましたら、弊社問い合わせフォームへお送りください。

宜しくお願い致します。

 

 

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